BOOK・57「自分の希望を実現したい・・・・最新脳科学と心理学で分かった最強の技術『成し遂げる力』」

    今週からブログタイトルを「L ife with a book~肉体労働者A.kの本のある生活~」に変更しました。よろしくお願いします。
 4月も2週目に入り暖かくなってきました。桜の花も満開になっている所が多いようです。天野の住んでいる地域でもいたるところで桜の花が舞っています。この時期は、学校では新学期、企業は新年度を迎える会社が多く、気持ちを新たにスタートさせる人も多いのではないでしょうか。震災などの被害がなければ、人の気持ちを前向きにさせ力を十分に発揮できる時期なのかも知れません。何かをやろうとするには最も活動しやすい時期ですね。
 
 もちろん全ての人が自分の希望通りに生活できるというわけでもありません。高校や大学受験に合格しなかったり、希望する企業に入社できなかったり、人事異動で自分の望まない部署に異動になったり・・・・失業したり、日本人だけに限らず急激に増えている外国人で、日本での仕事を希望の方には就労ビザが許可されなかったり・・・などなど。
 現在の日本経済は決して良いとはいえませんし、加えてグローバル化による格差社会が拡大していますから、望み通りの生活を送れない人も多いのではないかと思います。
 
 天野自身も数年前から肉体労働をしながら生活をしています。それまでは比較的、自分の希望する仕事に就いてきていたので、当初は慣れるまでに苦労しました。そして、今でも自分のやりたいことを実現したいという希望は捨てていません。それには自分の強固な意志が重要になります。
 今回、紹介するのは、そんな天野自身に最も必要な「NEUROHACKS UCLA医学部教授が教える科学的に証明された究極の『なし遂げる力』(ショーン・ヤング著、児島修訳、東洋経済新報社)です。


 
 帯には「最新脳科学×心理学でわかった脳をだまして結果を出す最強の技術」と書かれています。同様の自己啓発書は多く出版されていますが、天野はこの「脳をだまして結果を出す」という箇所にひかれ選択しました。著者はUCLAの医学部教授で、人の食生活や睡眠の改善、運動、薬物治療や慢性痛対策などの「成し遂げる力」をテーマにした研究で成果をあげてきました。
 
 食生活や運動に関しては天野は今までに、食生活関連では体重を10キロ減量したり、肉体労働をする前までは、3年ほど一日一食を習慣にしていました(しかし、現在の1日の労働運動量では1食では病気になってしまいますから3食をとるようになりました)。
 運動という点では30代半ばから20年間、マラソンをやっていましたが、走り始めた頃は1キロ走るのも息切れがしている状況から、マラソンやトレイルランをやるまでに身体能力を変化させました。だから、この2点には自信があります。
 
 しかし、人は何よりも生活力が強固でなければ生きていけません。つまり、仕事・・・どう稼いで生活していくかが欠けると全てを失いかねないのです。そこでは自分の望む仕事に就く、望む仕事を実現する「なし遂げる力」が必要になってきます。
 
 「ニューロハックス」頭で考えるのではなく、行動を変えてみる
 著書には「なし遂げる力」を支える「心に効く7つの力」があると書かれています。7つの力とは「目標を小さく刻む」「コミュニティ」「重要性を認識する」「簡単にする」「ニューロハックス」「夢中になる」「ルーチン化する」です。
 
 5番目の「ニューロハックス」とは、頭で考えるのではなく、まず行動を変えることだと定義しています。世間一般では、考え方や心を変えれば行動も変わると考えられていますが、考え方が間違っていることが多く、心を変えることで行動につなげる方法は学べない。
 まず、小さな行動を起こし、それで頭で認識することによって行動を続けられるようになるというのです。例えば、親切な人になりたいと頭で考えるのではなく、困っている人を実際に助けることによって、親切な人になれる、そう自己認識することによって、親切な人であり続けることが簡単になると書いています。
 
 また共通の認識を持つ集団「コミュニティ」については、ソーシャル・マグネット作用が発生することを指摘。参加者が強力な磁力に惹きつけられながら、共通の目的を持つメンバーはミッションに取り組むとしています。一人でやっているのではなく仲間がいると認識できることは、どんな分野でも心強いですね。
 
 そして何よりも物事を継続するには、辛抱強さが必要だということです。忍耐について著者は以下に書いています。「テクノロジーによって、私たちは忍耐力を弱めただけでなく、望ましい行動を継続することも難しくなってしまった。(中略)大手テクノロジー企業の創設者たちは、自社で開発したデバイスを自分の子供たちには自由に使わせなかった」

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