たにしのほっとする話1

 なぜか仕事場に場違いな水槽があるのですが、この中には色鮮やかなグッピーたちが何匹も泳いでいます。そのグッピーに交じって我々3匹のたにしが水槽のガラス面にくっついて生活しています。
 我々のことは幼い頃によく田んぼで見かけたり、ふななどの魚たちと一緒に飼っていた人も多いのではないでしょうか。しかし、まさかこの年になって東京のビルの一室で生活し始めるとは。たにしは水槽の中の微生物を食べたりするので、都会でもよく水槽の中で飼われたりするのです。
 でも魚の世界も人間以上に生存競争が激しく、グッピーの子供がいっぱい生まれても一緒に水槽の中で生活している金魚に食べられてしまうんです。だから、大変なんです。稚魚は生まれたら囲ってくれなきゃいけないんですよ。
 ほかに心配なのは、僕らたにしのほかの2匹の仲間のうち、1匹がここに運ばれた時に人間の足で踏まれて殻を破ってしまったのです。今も痛そうですが何とか死なずに生きてくれています。主人も心配そうに水槽の外から眺めています。が、たにしはそんなに簡単には死にませんよ。
 結構、のんびり生活しているので毎週というわけにはいきませんが、そんな、たにしの独り言をたまに紹介していきます。

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