たにしの独り言15 ほおずきと風鈴

 7月9日と10日は東京の浅草でほおずき市が開催されました。
Dさんは、この五穀豊穣や商売繁盛、家内安全を祈るささやかな行事に出かけることを欠かしません。風鈴の音とともに何かほおずきを見ていると、なつかしさがこみあげてくるというのです。
 幼い頃、Dさんの家には、自宅近くの空き地に、このほおずきが咲いていた。そこは小さな静かな空き地で、いつもぼんやえりと眺めていたらしいのです。誰かが安心する声をかけてくれるような、そんな気持ちになったとDさんは笑顔で話します。自分が小さくて世の中のことを何も知らずに、平和な時代の空気がそこには漂っていたらしいです。
 なつかしさとなぜか安心する小さな実りの縁起のほおずき。いつまでも、その姿を見せてほしいですね。

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