たにしの独り言27「ありがとう、樹木希林さん」

 女優の樹木希林さんが9月15日に他界されました。ご冥福をお祈り致します。
 Fさんは樹木希林さんのファンでした。というよりたにしの周りで希林さんのことを悪く思っている人などいませんでした。特にFさんは希林さんの話をし出すと止まりませんでした。
 こんな感じです。
 
 希林さんって、やはり凄いと思ったのは9月25に放送された「NHKスペシャル 樹木希林を生きる」(NHK総合)でした。一人のディレクターが1年間にわたって、1台のカメラだけで希林さんを撮り続けたのです。番組はドラマではなく、何かポーズや場所を決めてインタビューするというのではなく、仕事場への行き帰りの車中や、撮影現場、自宅での希林さんの様子などを追いかけたドキュメンタリーでした。気取らない、日常の希林さんが映されていましが、一方でこの作品を遺言とする緊張感もどこからか伝わってきました。
 
 その中では撮影中だった今年の映画や、これまでに話題になったいくつかの映画のことにも触れられ、「あん」(河瀬直美監督、ドリアン助川原作)も紹介されました。
 数年前に見た「あん」のことをふと思い出しました。映画の中で希林さんは実在した元ハンセン病患者を演じ、ふとしたことから、どら焼き屋であん作りのアルバイトをします。
 どら焼き屋で働く店主は借金や多くの辛い過去を抱えており、自暴自棄の生活の中にありましたが、あん作りの上手い年老いた元ハンセン女性に出会い、次第に心打たれていきます。
 映画の中で希林さんは「私たちはこの世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくても、私たちには生きる意味があるのよ」と言うのです。
 ありがとうございました。

宇宙人

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