BOOK・47「ヒトは7年ごとに生まれ変わり、人生は7の倍数年で転機を迎える。『脳周期』の秘密とは」

 天野は最近は競馬はやらなくなりましたが、一時期は毎週のように馬券を買っていました。その時には全く予想枠から外れた枠順を買ったりすることもありました。いわゆる穴ねらいです。穴ねらいでは自分の誕生日を入れたり、住所を入れたり、電話番号を入れたりすることがありました。

 人によっては縁起のいい数字があったりする人もいます。何かいいことがあると必ず、いつも同じ数字が関連しているのです。例えば数字では7がラッキー7だといわれることは誰もが知っていることですね。でも、なぜ7が運がいいとか幸運だといわれるのか理由を知っている人は少ないのではないでしょうか。一般的には旧約聖書が定めた1週間を7日と定め、7日めが休日であることから幸運だというのが始まりです。

 今回はヒトの脳機能を研究し「人生の7年間」というサイクルにスポットをあて、生活の変化や世の中の流行について分析した黒川伊保子さんの「ヒトは7年で脱皮する~近未来を予測する脳科学」(朝日新聞出版)について紹介します。黒川さんは富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ勤務など含め、35年にわたり人口知能の研究開発に従事されてきました。

 我々が7に特別の感覚を覚えることについては、アメリカの心理学者の論文から「マジカルナンバー7」について解説。一度、見聞きしたことを再生する場合にヒトの記憶限界量は7個になることから、新しい概念を伝える場合には「7つの法則」「7つの習慣」など7つの属性で表現すれば腹に落ちるヒトが大多数を占めることを述べています。

 そして、7年を周期として14年、21年、49年、56年などヒトの人生で7の倍数の年に大きな変化があり、世の中の動きも同じ周期で変化しているというのです。ヒトは7日で慣れ、7年で飽き離婚し、49年で男性は突然死や自殺が多く、女性は閉経期を迎える。もちろん、悪い例ばかりではありません。56歳でヒトの脳は出力最大性能期に入るのです。

 つまり、脳を一番使えるようになるのは50代以降ということですから、やはり、健康でいることがいかに大事かが分かります。健康でさえあれば、まだまだ可能性があるということです。天野も諦めずに頑張っていこうと思います。

 7年のサイクルで過去を振り返ることで、未来も予測できるとする黒川さんは、今後の経済の動向について以下に書いています。
 2020年の東京オリンピックは1964年の東京オリンピックの56年後にあたる。東京タワーが立って、先の東京オリンピックが開催され、今回はスカイツリーが建って来年の東京オリンピックが開催される。

 1960年代前半の経済は緩やかな上昇の波を描いた。岩戸景気である。そして昭和最大の好景気となった、いざなぎ景気はオリンピックの翌年から、大阪万博の年まで続く。なんと今期も大阪万博誘致の話が持ち上がっている。万博がたとえ実現できなくなっても、リニアモーターカーが名古屋まで開通する。
 人々の意識はやはり西へ走るのである。感性トレンドからすれば、やはり、今期も好景気が再来すると予測せざるを得ない、とまとめています。

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小説「海に沈む空のように」は1月13日掲載分で連載を終了しました。
近々、電子書籍として発行する予定です。
新作「闇が滲む朝に」は2月から連載をスタートします。
ご期待ください。

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